この外付けHDDケースはBUFFALO製のものですが、箱に「ヒートシンクボディー」とでかでかと書いてあるくせに、空冷ファンも無く、ケースはスチールの密閉式で、おまけに電源内蔵というものでした。おかげでケースに触れるととても熱く、触っていられない程ではないが、低温火傷を起こしそうな程でした。熱はHDDを劣化させる大きな要因なので、長持ちさせるにはなるべく低温で運用しなければなりません。今回、中のHDDを容量の大きなものに変えるのにあたり、ケースの上下に写真のような通風口を開けました。暖かい空気が上の穴から自然に排出され、代わりに外気が下の穴から入ってくるという単純な作りです。
最近、バイクいじりの方で金工についていろいろと調べていたのが、今回の穴開けにも役に立ちました。穴の位置がずれない様に、センタポンチを深く打ち、ステップドリルを使いました。またバリ取りには、大口径のドリルを充電式ドリルドライバーに付けて行いました。これだとAC100Vの電動ドリルと比べて低速なので、削れすぎたり位置がずれたりすることなくうまく出来ました。