カメラ

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LUMIX DMC-LZ2

土曜日, 7月 10th, 2010

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子ども(1)が誕生日のプレゼントにデジカメが欲しいというので中古で買いました。
500万画素ですが、光学6倍ズームだし、手振れ補正もついているし、値段も安く済んだので、満足でした。

探す時の条件は、エネループが使える事、メモリーカードがSDである事です。
子どもは電源入れっぱなしでずっと使うので、あっというまにバッテリー切れになります。
専用バッテリーは不経済なので、エネループが使える機種を探しました。
またメモリカードがxDビクチャーカードのものが安売りしていたのですが、これだとメモリーカードにかかる金がSDの3倍もするし、うちのメモリーカードリーダーでは読み込めないので、買いませんでした。

RICOH DC-3

日曜日, 6月 13th, 2010

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以前、友達にもらって、今では子ども用になっているデジカメ。
30万画素で、1cmまで寄れるスーパーマクロ機能が特徴。
電池蓋のラッチが壊れて閉まらないので、輪ゴムで留めている。
思えばこの子が生まれた時に、このカメラで撮影したっけ。
我が家にあるカメラ5台のうち4台は親や友達からのもらいものだったりする。

コニカC35 距離計の修理

土曜日, 6月 6th, 2009

父から受け継いだコニカC35ですが、久々に取り出して動かしてみた所、距離計が正常に動きません。1〜5mまでは正常に動くのですが、5m〜無限大で動きません。とりあえず分解して調べてみました。

これが軍艦部です。シャッター巻き上げレバー、巻き戻しクランク、その下に隠れているネジを外せば軍艦部は外れます。シャッターボタンの所は外す必要はありません。というか外れません。
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今回、カニ目ネジを外すのに専用工具を作りました。ダイソーで買ったスナップリングプライヤの先を、カニ目の穴に入る細さまで金ヤスリで削ったものです。いままではピンセットとか、千枚通しとか使っていたのですが、失敗して思いっきり傷を付けたり、締め付けが甘くていつの間にか取れて無くなっていたりしていました。これを使うと何の苦労も無く簡単に取り外しが出来ました。あぁ、もっと早く作っておけば良かった。orz
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まず巻き上げレバーのカニ目を外します。
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後は工具無しで外れるので順番に外して行きます。
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次に巻き戻しクランクを外します。写真を撮るのを忘れていましたが、カメラ内部の巻き戻しクランクの軸の割れ目にドライバーなどを差し込んで固定し、巻き戻しクランクを反時計回りに回すと外れます。この辺りは他のカメラでも同じ様ですね。

巻き戻しクランクの下に、プラスネジが隠れているので、これも外します。
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軍艦部が外れました。なお、フラッシュからの配線が付いたままなので、引っ張って切ったりしない様に気を付けます。配線にテンションが掛からない様、カメラの横に適当なケースを置いて、その上に裏返した軍艦部を置いておきました。
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距離計の上に黒い蓋がネジ2本で止まっているので、それを外します。
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次に距離計ユニットを外します。ネジ3本で止まっています。ここで問題が発生しました。一本のネジが錆びていて、そのまま回すとネジ穴が壊れそうなのです。ドライバーを当ててハンマーで叩いたりしたのですが、外れそうにありません。そこで他の2本を最初に外し、距離計をちょっとずつ左右に揺すったら、錆びたネジが緩んで、簡単に取外す事ができました。
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ピントリングから距離計へ一本の棒が突き出ています。ピントを1mにすると一番短くなります。
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ピントを無限大にすると一番長くなります。
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ピントを1mから無限大に動かしていくと、この棒が距離計の黒いアームを押し、黒いアームは金色のアームを押さえている所を引き、金色のアームはバネの力で戻る事により、二重像が動く様になっていました。
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今回の問題は、金色のアームのグリスが固くなって、黒いアームが離れても、金色のアームが途中で動かなくなっていたのが原因でした。

対処としては本来なら金色のアームを一度取外して、古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗るのが良いのですが、時間がなかったのと、距離計は非常に精密に出来ているので、ここを分解して元に戻す自信がなかったため、外側からミシン油を注油しました。しかし、付けすぎてシャッターまで垂れると、シャッターが動かなくなってしまうという問題があるので、付けすぎない様に注意しました。

これで距離計は無事に無限大までちゃんと動く様になりました。早速、フィルムを入れて試し撮りをしました。昨日、現像に出したので、どんなふうに写っているのか楽しみです。(^^)

Canon FX ペンタプリズムのモルト交換

土曜日, 2月 28th, 2009

CanonのFシリーズは、古くなって来るとファインダー内の左右に、台形の形をした汚れが出て来ます。最初、フォーカシングスクリーンに汚れが付いたのかなとも思い、アルコールと綿棒で掃除してみましたが、変化がありません。そして義父から借りたFTにも同様の汚れが見えました。形も同じです。ネットで調べた所、これはペンタプリズムを押さえている金具の内側に付いているモルトが加水分解し、ペンタプリズムの鏡面メッキ加工を侵してしまい、結果汚れとなって見えるとの事でした。そこで、このモルトを交換する事にしました。

軍艦部を開けると、ペンタプリズムを押さえている金具がありますので、これを外します。ネジは2カ所で、ゆるみ止めにボンド状の物が塗ってありますので、これをはがしてからネジを外しました。

外した金具の裏側を見ると、モルトはぼろぼろで、金具には緑青が付いています。まずはモルトを除光液を付けてはがします。次にクエン酸を溶かした水に金具を浸けておきます。こうするとサビや緑青がきれいに取れます。

次にペンタプリズムの方に残っているモルトの残骸をはがします。あまり強くこすりすぎると、鏡面メッキがはがれてしまうので、手加減して根気よく取っていきます。完了すると、モルトが密着していた部分のメッキが完全にはがれており、中が見えます。

金具に新しいモルトを張ります。しかし普通のモルトではまた再発してしまいます。そこで代用品として、書道の下敷きの黒いフェルトの布を両面テープで張る事にしました。

金具を取り付けて、軍艦部を戻してファインダーを覗くと、汚れがきれいに消えています。鏡面メッキが無くなったので、そこだけ黒くなってしまうのではとも思いましたが、全く問題ないです。ガラスの表面反射だけで、充分な光が得られているようです。

CONTAX T2

土曜日, 1月 24th, 2009
CONTAX T2

CONTAX T2

うちで唯一まともに動く銀塩カメラです。言わずと知れた名機で、レンズにはカール・ツァイス社のSonnar F2.8 38mm T*(テッサー)が使われています。小さいレンズなのに描写力は抜群で、プロカメラマンにサブカメラやスナップ用として使われていました。

これは自分で買った物です。結婚した当時に新婚旅行でカミさんに持たせるのに買いました。これを選んだのはカミさんが大好きな作家の椎名誠氏が使っていたのと、写真班の後輩が使っていてその描写力に見せられたからです。

新品は10万円くらいしましたが、中古で5万円で買いました。今だとNikon D40のレンズセットが買えてしまいますね。当時はお金があったなぁ。