日曜大工

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日和号弐号機の設計

木曜日, 10月 4th, 2018

我が家にはソーラーパネルで発電し、バッテリーに電気を貯める、ポータブル太陽光蓄電システム「日和号改」があります。

今年もキャンプに持って行ったのですが、バッテリーがへたってしまい、あまり電気を貯められなくなりました。
バッテリーだけ買い換えても良いのですが、設計から4年も経ち、電力の使用事情も変わって来ました。
そこで増えた電力量を計算の上、弐号機を設計することにしました。

1日に使用する電力量

iPhone のバッテリー 約3,000mAh * 3.7V -> 11.1Wh -> 12Wh
変換時のロスを20%として 12 * 1.2 -> 14.4Wh -> 15Wh
一日に5台充電するとして、15 * 5 -> 75Wh

必要なソーラーパネル

1日の発電量は、ソーラーバルのW数 * 3h
必要なソーラーパネルの発電能力は、75 / 3 -> 25wh

必要なバッテリー

1日で消費される電力量が、バッテリーの25%までになるように設計する。
75Wh * 4 -> 300Wh
12Vバッテリーの場合、300Wh / 12V -> 25Ah

初号機は不要になるので、使える部品は再利用します。
コントローラー、シガーソケット、スイッチなと。

ソーラーパネルは30wのものがあるので、それを使います。
バッテリーは、これくらいの容量になると車用のが安いのですが、屋内に設置するので、ガスが出ない通信機器用の密閉型にします。
バッテリーは25Ahのだと割高なので、思い切って50Ahのにしましょう。

1×4材の棚

土曜日, 4月 21st, 2018

机の横に置く本棚を作りました。

高さは105cm、幅64cm、、奥行き30cm。
材料費を抑えるため、棚板の部分を1×4材でスノコ状にして見ました。
木材とネジで材料費は1,700円くらいです。

組み立てやすさを考えて、棚板を作ってから横に柱を取り付ける手順にしたのですが、天面の見た目がイマイチですね。
今度作るときは側板を作ってから、棚板を付ける手順にしてみます。

BBQグリルの箱を作りました

火曜日, 9月 9th, 2014

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もう何年も前から使っているBBQグリルがあります。今までは買った時に入っていた段ボール箱に入れていたのですが、雨で濡れたりしてボロボロになってきたので、箱を木で作ることにしました。

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最初、普通に板を組み合わせて作ろうと思ったのですが、それだと板が厚くなり、重くなってしまいます。BBQコンロはそんなに重い物ではないので、そこまで頑丈な作りにする必要は無いと考え、角材で枠を作り、周りにベニア板を張ることにしました。

まずは20x30mmの角材で枠を作ります。

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その周りに板を張ります。側面は2.5mmのラワンベニア、蓋と底は5mmのラワンベニアです。

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中はこんな感じ。

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ちゃんと入りました。

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仕上げにサンドペーパーをかけて、油性ニスを塗っています。油性ニスは今回初めて使いました。安価なのは良いですが、使った後の刷毛を灯油で洗うのが面倒だし、廃油も出ます。いつも使っている水性ウレタンニスの方が楽ですね。

段ボール箱の時は取っ手を取り外して格納していたので、取り出しにくかったのです。そこで今回は取っ手を付けたままで入る大きさにしました。取り出しが楽になったのは良いのですが、上げ底にしたこともあり、箱がひとまわり大きくなってしまいました。キャンプ用品は広げる時の手軽さよりも、収納した時のコンパクトさや軽さを求める方が良いのかも知れません。

太陽光発電システムの試作

日曜日, 8月 3rd, 2014

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太陽光発電システムを作ってみました。
今回は試作ということで、出来るだけ小さなシステムにしました。

バッテリーは12V7.2Aで、太陽電池モジュールは5W、ちゃんとソーラー充電コントローラーも付けました。
出力は車のシガーソケットになっているので、電動空気ポンプとか携帯の充電とかに使えます。
夏のキャンプに持って行く予定です。

コルクタイルの施工

金曜日, 8月 28th, 2009

寝室の床にはコルクタイルを貼りました。
今回使用したのは厚さ5mmの30x30cmで、表面ワックス仕上げののです。
フローリングなどと比べて、触った時に冷やっとしないため、寒い冬の夜でも足が冷たくならなさそうです。

最初、カーペット敷だったので、それをはがして捨て板のみの状態にします。普通はここに接着剤でコルクタイルを張って行きます。しかし、コルクタイルも劣化します。太陽が当たる所などは色が抜けて行くのだそうです。

そこで張り替えかが必要になるのですが、捨て板に直接張ってしまうとはがす時に苦労しそうです。そこで、まず薄いベニヤ板を置いて釘で押さえ、その上にコルクタイルを接着していきます。こうする事で、ベニヤ板をはがすだけで、コルクタイルの接着剤ははがさずに、取り去る事が出来る様になります。

ベニヤ板を買うのにホームセンターに行った所、サンダムという遮音シートが売っていました。これは厚さ1mmのゴムシートなのですが、1m^2で重さが2.1kgもあり、これによって音を防ぎます。これは足音のような低音には効かず、ガラスを落として割った時のような高音に効くとのことです。値段は940mmx10mで2,800円でした。たった1mmの厚さで本当に防音になるのかなと思いながらも、安いので買ってみました。8帖で2本あれば充分です。

まず捨て板の上に遮音シートを張ります。
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その上にベニヤ板を置き釘で止めます。一番薄い厚さ2.3mmの物を使用したのですが、後で考えると5mmの物を使えばコルクタイルと合わせて10mmになり、普通のフローリングに近い厚さになったのにと思いました。
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コルクタイルを接着剤で貼って行きます。接着剤は有機溶剤を使っていない水性の物を使いました。墨線を引いて部屋の真ん中から貼って行きます。1mの直線定規を墨線に合わせて置き、足で踏みつけて固定し、それに合わせて置いて行くと楽に直線が出せます。接着剤は床面とコルクタイルの両方に塗り、少し乾いてから貼り付けます。1回で20枚ずつくらいの割合で貼って行きました。
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部屋の端はコルクタイルをカットするのですが、大型のカッターで何度か繰り返すと切れるので加工は楽でした。特に部屋の壁は中央部分で結構歪んでいるので、現物に合わせて切ります。
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コルクタイルの床は柔らかさはほとんど感じません。無垢の木のフローリングより少し柔らかい気がすると言った所です。感触はついて、今は夏なのでさらさらしていて良い感じです。後は冬になっても冷たさを感じないか興味深い所です。また遮音シートの効果がかなりありました。話し声やテレビの音は一階と二階の間で、全く聞こえないのです。本来は防音ルームの壁や床に使われるものだそうです。たった1mmでこれだけ効果があり、値段も安いので良い買い物でした。