コルクタイルの施工

Written by じび on 8月 28th, 2009

寝室の床にはコルクタイルを貼りました。
今回使用したのは厚さ5mmの30x30cmで、表面ワックス仕上げののです。
フローリングなどと比べて、触った時に冷やっとしないため、寒い冬の夜でも足が冷たくならなさそうです。

最初、カーペット敷だったので、それをはがして捨て板のみの状態にします。普通はここに接着剤でコルクタイルを張って行きます。しかし、コルクタイルも劣化します。太陽が当たる所などは色が抜けて行くのだそうです。

そこで張り替えかが必要になるのですが、捨て板に直接張ってしまうとはがす時に苦労しそうです。そこで、まず薄いベニヤ板を置いて釘で押さえ、その上にコルクタイルを接着していきます。こうする事で、ベニヤ板をはがすだけで、コルクタイルの接着剤ははがさずに、取り去る事が出来る様になります。

ベニヤ板を買うのにホームセンターに行った所、サンダムという遮音シートが売っていました。これは厚さ1mmのゴムシートなのですが、1m^2で重さが2.1kgもあり、これによって音を防ぎます。これは足音のような低音には効かず、ガラスを落として割った時のような高音に効くとのことです。値段は940mmx10mで2,800円でした。たった1mmの厚さで本当に防音になるのかなと思いながらも、安いので買ってみました。8帖で2本あれば充分です。

まず捨て板の上に遮音シートを張ります。
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その上にベニヤ板を置き釘で止めます。一番薄い厚さ2.3mmの物を使用したのですが、後で考えると5mmの物を使えばコルクタイルと合わせて10mmになり、普通のフローリングに近い厚さになったのにと思いました。
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コルクタイルを接着剤で貼って行きます。接着剤は有機溶剤を使っていない水性の物を使いました。墨線を引いて部屋の真ん中から貼って行きます。1mの直線定規を墨線に合わせて置き、足で踏みつけて固定し、それに合わせて置いて行くと楽に直線が出せます。接着剤は床面とコルクタイルの両方に塗り、少し乾いてから貼り付けます。1回で20枚ずつくらいの割合で貼って行きました。
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部屋の端はコルクタイルをカットするのですが、大型のカッターで何度か繰り返すと切れるので加工は楽でした。特に部屋の壁は中央部分で結構歪んでいるので、現物に合わせて切ります。
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コルクタイルの床は柔らかさはほとんど感じません。無垢の木のフローリングより少し柔らかい気がすると言った所です。感触はついて、今は夏なのでさらさらしていて良い感じです。後は冬になっても冷たさを感じないか興味深い所です。また遮音シートの効果がかなりありました。話し声やテレビの音は一階と二階の間で、全く聞こえないのです。本来は防音ルームの壁や床に使われるものだそうです。たった1mmでこれだけ効果があり、値段も安いので良い買い物でした。

 

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