iOS 14 から「プライベート Wi-Fi アドレス」機能が追加されたそうです。これは Wi-Fi ネットワークごとに、ランダムな MAC アドレスを割り振る機能です。
以前は Wi-Fi 利用時に常に同じ MAC アドレスを使用していたため、街中の Wi-Fi を利用していると「一昨日サイゼリアにいた人と、昨日スタバにいた人と、今日ソフトバンクショップに来た人は同一人物だ」みたいな追跡が可能でした。今回の「プライベート Wi-Fi アドレス」を ON にすることで、これを防ぐ事ができます。
ただ、会社などで、Wi-Fi 接続時に MAC アドレスで認証している場合、Wi-Fi につながらなくなってしまいます。対処方法としては、(1) プライベート Wi-Fi アドレスを OFF にするか、(2) 職場の Wi-Fi に新しく割り振られた MAC アドレスで接続できるように管理部門に変更してもらう必要があります。