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メモリ増設とバックアップ電池の交換

 今使っているマックは7年目に入りました。そろそろ新しい機種に買い替えたいなと思っていたのですが、バイクの修理代で予算は吹っ飛びました。なんとか来年の夏には買いたいなと思うのですが、それまでのつなぎとして、今のマックをパワーアップをすることにしました。

 今使っているのはiMac DV+ Indigoです。PowerPC G3 450MHz、メモリ 192MB、HDD 20GBです。それと内蔵されているバックアップ用の電池が切れていて、コンセントから抜けると、時計等の設定がリセットされてしまいます。

 一番の問題はYouTubeの映像がまともに見れない事です。画像はほとんど動かず、音声は途切れ途切れ、全然視聴に耐えません。ヨドバシカメラの店員によると「YouTubeはメモリを食いますからねぇ」という事だったので、今回のパワーアップはメモリの増設と、バックアップ電池の交換と決めました。

 さてメモリですが、使用しているのは「SDRAM PC100 168pin」という仕様です。しかし楽天で検索しても全然出て来ないのです。それもそのはず、PC100なんて古い仕様のメモリを売っている所は、今どきほとんどないのでした。そこでマック専門店の秋葉館に行った所、ありました。512MBで9,980円です。今売られているメモリの2倍の値段です。でも背に腹は代えられないのでそれを購入しました。またバックアップ用電池も、秋月商会とかで売られていないかなと思って見たのですがありませんでした。これも秋葉館で800円で買いました。

 数日後、部品が送られて来たので、組み込みを行いました。まずはボディに傷が付かないように床に半纏を敷き、そこにiMacを裏返しにして置きます。

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裏返しにしたiMac

 次に底面のプラスチックカバーを取り外します。ネジは前部の2本と、あと後部のVGAコネクタが隠されている蓋を取ると、その中にネジがあります。これらを外し、底部を引っ張ると外れます。底部を外して中を見ると、金属のメッシュで全面的に覆われています。一部、メモリスロットの所だけ穴が開けられています。メモリの交換だけなら、プラスチックの底部の前方にある窓を開けるだけで交換出来るのですが、今回はバックアップ用の電池も交換するので、金属のメッシュも開けます。

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金属のメッシュで覆われている

 金属メッシュの周りにがネジ6本あるので、それを外します。次にちょっと固めですが、思い切って金属メッシュを外します。すると基板が見えます。

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iMacの基板

 左上の方にあるのがメモリスロットです。2枚分あります。右上の方にある黒いケースに入った紫色の物がバックアップ用電池です。バックアップ用の電池は簡単に交換出来ました。念のためテスターで計ってみると、元々は3.6Vなのに1.0Vまで落ち込んでいました。メモリはちょっと苦労しました。2枚ささっているうちの一つが64MBで、もう一方が128MBなのですが、外見上見分けがつかないのです。仕方ないので512MBをさした後、どちらかを選んでマシンを起動させ、メモリ容量を見ることにしました。その結果どちらが128MBか判ったので、それぞれにシールを貼って書いておきました。

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逆さまのまま起動

 これで完了です。全てを元に戻して起動して、メモリ容量を見てみると640MBとなっています。一応処理によってはスピードが上がっているので、メモリ増設の効果はあったみたいです。しかし肝心のYouTubeは以前の状況と変わりありませんでした。YouTubeにはやはりCPUパワーが必要みたいです。

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2006年7月 9日 23:37に投稿されたエントリーのページです。

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