以前、通勤中に使っていたBluetooth接続のヘッドホンが壊れたため、新しいのを買いました。
考慮した点
絶対条件として、まずはBluetooth接続であること。以前のもBlutoothだったのですが、コードがないのは本当に便利で、身にしみていました。もうコード付きには戻れません。
次にオーバーイヤータイプであること。純正のようなイヤフォンだと、私の場合、耳からポロポロ落ちてしまうのです。また、前使っていたのはオンイヤータイプだったのですが、時々耳からずれることがありました。そんな中、家で使っている有線のオーバーイヤータイプのヘッドフォンは、外れたりずれたりする事がなく、とても具合が良かったのです。なので、今回は通勤用のヘッドフォンもオーバーイヤータイプにすることにしました。
それとノイズキャンセリング機能です。以前からとても興味があったのですが、購入したことはありませんでした。なので、今回はこれにこだわりました。
競合との比較
そうなるとSONYのMDR-1000Xも気になる所です。こちらも上記の条件を備えていて、値段も同じくらいです。
QuietComfortが良いところは、操作がシンプルであることです。電源のON/OFFはスライドスイッチで、曲のスキップとバックはダブルクリックとトリプルクリックです。対してMDR-1000Xは、電源のON/OFFは長押しで、曲のスキップとバックは専用のボタンです。実は前使っていたヘッドフォンはSONY製なのですが、この点が使いづらかったのです。専用のボタンが多い方が使いやすそうに思えるのですが、確かに目で見て操作する分にはボタンが多い方が使いやすいのですが、目で見ずに手探りで操作する場合はボタンが少ない方が分かり易いのです。特に曲のスキップとバックは、音量ボタンと取りちがえることが時々あり、またスキップとバックどちらが上のボタンだったかもよく忘れていました。
一方でMDR-1000Xの方が優れている点は、ペアリング記憶台数が8台であることです。対してQuietComfortは2台です。音源機器の数が多い場合は大変魅了的なのですが、とりあえずiPhoneとMacにつながればOKだったので、そのあたりは気にしませんでた。
良かった点
何と言ってもノイズキャンセリングがとても優秀です。基本的に通勤電車の中で使っているのですが、在来線が新幹線並みの静かさになります。これを付けていると時間が立つのが早く感じます。やはり静かなのは落ち着くみたいで、通勤がとても楽になりました。音によるストレスって以外に大きかったんですね。
また、静かになった分、音楽も小さな音でも充分に聞こえるので、耳に負担が少ないです。でも車内アナウンスはちゃんと聞こえます。車内アナウンスも音が小さくはなるのですが、走行音ほどは減衰されません。ノイズキャンセリングを周波数によって分けているみたいです。感覚としては新幹線の車内アナウンスくらいの音量です。
いまいちな所
大きくて重い点です。これはオーバーイヤータイプを選んだ時点で覚悟していたのですが、やはり荷物になります。重量はケース込みで400gくらいで、通勤カバンの中ではそれなりの容量と重さです。
あと、静かすぎるので歩きながら使うのは危険です。車が背後から来ても気づかないレベルです。ノイズキャンセリングがOFFにできないのもそれに拍車をかけます。じっと座っていられる環境でしか使ってません。