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自転車のペダルをグリスアップ

 最近、自転車のペダルの回りがよくありません。足で漕いでいても何か引っかかります。手で回してもすぐに止まってしまいます。そんな訳で分解してグリスアップすることにしました。

 まずペダルを外そうと思ったのですが、薄型の15mmのスパナが必要です。しかし15mmのスパナは持っていません。仕方ないのでモンキーレンチを使ったのですが、大型のものだったため2/3くらいまでしか入りません。まあいいやと思って外そうと力を入れた所、ペダル自体が回ってしまい、全然力が入りません。これは何か一工夫必要だなと思い、ペダルの取り外しは諦めました。

 代わりにペダルを取り付けたまま分解する事にしました。端のボルト2本を外し、側面の鉄板を取り、中央のナットを外して中を見た所、奥に変わった形のナットがはめ込まれています。専用の工具がないと外せない様です。どうやらこの中にボールベアリングが封入されているみたいです。そこで分解は諦め、隙間からCRC556をたっぷり注入しました。ペダルの内側と外側の両方です。その他、部品と部品の間など、摩擦が生じそうな所にも吹き付けておきました。

 その結果、ペダルが見事に回転する様になりました。手で回すとシャーと音を立てて長い時間回っています。とりあえずこれでOKとしましょう。

 ベアリングなので本当は長持ちするグリスを入れたい所ですが、今回は手軽に済ませたかったのでCRC556のみにしてしまいました。とりあえず回転がスムーズになったので、ベアリングの変形などは無いようです。しばらくしたらスプレーグリスを使ってグリスを注入しようと思います。

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コメント (2)

咲村珠樹:

咲村はここ数年、溶剤を含んで樹脂を侵す危険のある5-56をやめて、溶剤を含まないシリコンスプレーを愛用してます。値段は多少張ります(5-56のほぼ倍。少量の溶剤が添加されたシリコンスプレーは5-56とほぼ同価格)が、素材を気にせず万能に使えるので重宝してますね。特に自転車ペダルは樹脂製が多いのでオススメです。
スプレーグリスも持ってて使いますが、思ったより細かい所へはうまく入らないんですよねー。ガス圧で吹き付ける形になるので、充填するのとちょっと要領が違うようです。

シリコンスプレーは万能選手ですね。でも高い!私が使っている範囲では樹脂はほとんど無いので556を良く使ってます。自転車のペダルも古い車種なのでほとんど金属製なのです。なので安心して556を使ってます。

だけど、ヘルメットのシールドの取り付け部は全てプラスチックなので、ヘルメットに付いてきたシリコンオイルを使ってます。

あとゴムや樹脂が含まれる所に使うなら、バイクのシールチェーン用のオイルを使います。これならゴムや樹脂にダメージを与えません。さらに高温、高圧にも耐久性があります。まあ556より高いけどね。

スプレーグリスは粘度が低いので、流れ出しやすく、ベアリングには向きません。本来ならグリスをグリスガンで注入するのがベストなのですが、高いし(といってもセットで1,000円ちょっとだけど)、そんなに使わないし(ほとんどの場合、ばらして指で塗ってます)、場所も取るので(アパートは狭いのです)、なかなか買う気になりません。

まあ、自転車のペダルはすぐにばらせるし、高温、高圧になる場所ではないので、スプレーグリスでも十分かなと思っています。

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2006年11月29日 22:59に投稿されたエントリーのページです。

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