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メンテナンス記録 2008/04/29

走行距離 70,343km

・エアーフィルターの交換
・プラグの交換(NGK BP6ES 2個)
・イグニッションコイルとプラグコードの接点、プラグコードのプラグとの接点をパーツクリーナーで洗浄後、コンタクトスブレー(接点復活材)を少し塗布。
・ホーンが鳴らなかったので、ホーンに付いているコネクタを外し、パーツクリーナーで洗浄後、コンタクトスブレー(接点復活材)を少し塗布。

プラグは以前はBPR6ESという抵抗が入っているタイプを使っていました。NGKのカタログではBP6ESが指定なのですが、そのとき行ったライコランドにはBPR6ESしかなかったのです。店員さんに相談した所、抵抗なしのプラグの代わりに抵抗ありのプラグを使う分には問題ないとの事で、BPR6ESを使っていたのでした。あるブログによるとプラグには2万ボルトの電圧がかかるので、5KΩの抵抗が入った所で影響はほとんどないとのことでした。実際に乗っていても特に違いは感じられませんでした。この抵抗はスパーク時のノイズを押さえる為に入っています。R100GSの場合、純正のプラグキャップ自体に5KΩの抵抗が入っているので、プラグの方には抵抗は必要ないのです。ちなみに抵抗なしのBP6ESは、ホームセンターの農業資材置き場で見つけました。車・バイクコーナーにはBPR6ESしかありませんでした。

イグニッションコイルは交換する予定です。一年前くらいにプラグコードを抜いた所、中にびっしり緑青(ろくしょう、銅に発生する青緑色のサビ)が詰まっていました。その時は緑青を掻き出し、サンドペーパーで磨いたのですが、今回ミッション修理の最中にプラグコードが抜けてしまい、先を見るとハンダ付けされている金具が取れています。中の芯線も緑青に侵されて、切れてしまっていたのでした。今回はコードの皮膜を1cmくらい剥いて、芯線を切ってハンダ付けし直しました。イグニッションコイルは旧車にとっては消耗品と言われていることもあり、次回、プラグコードと共に交換する予定です。新しいイグニッションコイルはスズキやカワサキが4気筒マシンに使用している2気筒同時点火のものを使用する予定です。とりあえず最初は1コイル2気筒で使用する予定ですが、そのうち時間があれば2コイル2気筒にしようかと考えています。

ホーンは、ホーンの端子にテスターをあててボタンを押すと、電圧がかかったので、ホーンのコネクタが原因と見て、分解、清掃を行い、無事に鳴る様になりました。バイクを静止状態で鳴らすと、結構音が大きいです。実は以前仲間とツーリングに行った時、10m位前を走っている仲間に知らせようとホーンを鳴らしました。しかし本人曰く聞こえてはいたが、バイクのホーンだとは思わなかったとのことでした。実はホーンの位置がちょうど前輪の泥よけの後ろにあり、あまり前に音が行かないのではないかと思っています。そこでホーンを横にオフセットして装着し、前に聞こえる様にしようと思ったのですが、安い薄型ホーンのため、雨に弱いのです。そこで車用の渦巻き型のホーンを買って来て、取り替えようかと思っています。こちらも元々雨にさらされるように設計されている訳ではないのですが、少なくとも元のものより長持ちしそうです。


エアーフィルターはMotoBinsのセールで買いました。でも大きい物なので送料に9ポンド(約2,000円)もかかりました。これはBMWの純正品ではありませんが、BMWにOEM供給しているマーレー社製の物なので、純正とそんなに変わらないと思います。

右が古いもの。結構汚れています。真ん中が新品、左が入っていた箱です。

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2008年4月29日 18:31に投稿されたエントリーのページです。

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