MacBook 2008 LaterのHDDをSSDに換装してみた

Written by じび on 10月 18th, 2014

ADATA_SX900

家族が使っているMacBook 2008 Laterが起動しなくなりました。

最近、動作が異様に遅いので、ディスクユーティリティで診断してみたところ、エラーが多数出ています。command+Rキーを押しながらリカバリーモードで起動して修復してみたところ、「エラー:ライブファイルシステムの修復はサポートされていません。」と表示され修復できませんでした。その後、再起動したら、?マークのフォルダアイコンが点滅し続けて、OSが立ち上がらなくなりました。

20141013_mac_error

これはHDDが壊れたと思い、近所のヤマダ電機へ。しかし、2.5インチのHDDは一種類しかなく、値段も高い。仕方ないので秋葉原まで買いに行きました。

以前から変えるならSSDにしようと思っていたので、2.5インチSATA接続のSSDを探して、まずは秋葉館へ。128GBで充分かなと思っていたけど、128GBは一種類のみ。続いてドスパラへ。こちらではいくつか選択肢があったので、値段の割に書き込み速度が速いADATA SX900に決めました。

家に帰って早速入れ替え。0番のプラスドライバーと、T6のトルクスレンチを使います。詳しい交換方法はいつものごとくIFIXITのサイトを参照。

MacBook Unibody Model A1278 Hard Drive Replacement

入れ替えたらCommand+Rキーを押しながら起動します。リカバリーモードになるので、ディスクユーティリティでフォーマット。設定はデフォルトのまま、Mac OS 拡張(ジャーナリング)にGUIDパーティションで。

そしてOSのインストール。無線LANだと遅いので、10BASE-Tで有線接続。しかし、途中から変えたせいか、残り時間表示が消えた画面で、いつまで待ってもOSインストールが終わらない。24時間経ってもだめだったので、再起動して再び挑戦。今度は2時間くらいで完了しました。

次にデータの復旧ですが、Time Capsuleから戻そうとしたら、MacBook 2008 Laterのデータが読み込めません。最近調子が悪かったので、Time Machineを停めていたけど、それが原因なのか、それともHDDが壊れかけていたから、項目は出るのにバックアップが存在しないとしか表示されません。

仕方ないので、壊れたHDDを他の外付けHDDの筐体に入れてUSB接続したところ、なんとかデータは読める模様。ユーティリティに入っている移行アシスタントを起動して、壊れたHDDからのデータ読み出して、新しいSSDに書き込みを開始しました。HDDが壊れているため、途中何度も読み込みが滞り、一時は残り時間9時間と膨れたりしましたが、結局3時間ほどで全データの移行に成功。移行後のSSDの使用容量は90GBくらいでした。

スクリーンショット 2014-10-18 17.09.20

起動してみると、以前と比べてとてつもなく速い、ほんと爆速。以前はユーザの切り替えで5分くらいかかったのが、10秒で済んでしまいます。まあ、これはSSDのおかげというよりも、壊れかけたHDDがリードエラーを頻発していたのが原因と考えられますが・・・。それ以外でも全体的に動作が速くなり、とても満足のいく結果が得られました。

PCの動作がやたらと遅い時は、HDDが壊れかけている事も疑った方がいいですね。

 

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